「・・・・ッシュ・・・・るんだ・・・いな・・」
(誰・・・だ・・・?)
気が付くと、俺は見知らぬ場所にいた。辺りは幾本の木々に覆われている。
(ここは・・森みたいだな・・・何処だ?)
俺は立ち上がると周りを見渡した。だが見えるのは木だけで
生き物の影も形も見えなかった。
後ろを見ると太い1本の木が生えており、根元には亀のような形の岩があった。
(亀みたいだな・・・ここは何処なんだ?)
「・・・ッシュや・・・どうした?」
「!?」
俺は突然呼びかけられ、振り向くとその先には一人の老人が立っていた。
「誰だ?・・・お前は・・・」
「何を・・・言って・・・じゃ・・・ワシは・・・ペット・ラマ・・」
「何だ?良く聞こえな・・・・」
「起きろーーーーーーーーー!!!」
「のわぁ!?」
俺はそこで目覚めた。どうやら船の上で寝てしまっていたらしい。
「ミント〜、少しは優しく起こせよな〜」
「ホラ、早く起きてよ。もうすぐコルロ島に着くわよ」
「あ、もう着いたのか」
俺は起き上がって船の進行方向を見た。その先にはコルロ島があった。
「いよいよか・・・」
俺は呟いた。俺の名はアッシュ・・・ギジン4126型だ。